米国Coe College Mario Affatigato教授による特別セミナーを開催しました
2026.10.13
2026年9月4日(金曜)、本学において、米国Coe CollegeのMario Affatigato教授による特別セミナー「Strange Transformations: Nontraditional Techniques for Fabricating Glass」を開催しました。
Affatigato教授は、現在The American Ceramic Society(米国セラミックス協会)の会長を務められており、9月6日から札幌で開催された第11回国際セラミックス会議(ICC11)へのご出席に合わせ、9月3日・4日の日程で本学にお立ち寄りいただきました。
セミナーでは、ガラスという非晶質(アモルファス)材料の製造について、従来の熱力学的手法(ローラー/スプラットクエンチング、スプレー冷却)にとどまらない多様なアプローチが紹介されました。各種の浮遊技術や化学的手法、固相内に無秩序を作り出す機械的・光学的な手法に加え、海綿や珪藻など生物が用いる手法にも触れ、純粋なTeO2ガラスや高アルカリ含有「インバート」ガラス、アルミネートガラスなど、従来製造が困難とされてきたガラスの実例が示されました。会場には多くの教職員・学生が参加し、盛会となりました。
セミナーに先立ち、Affatigato教授は鎌土重晴学長を表敬訪問されました。表敬には岩橋政宏副学長、宮下幸雄副学長、本間剛教授、齋藤祐功URAが対応し、両大学の連携について意見を交わしました。Coe College物理学科と本学物質生物系は部局間交流協定(MOU)を締結しており、学生派遣の実績もあります。
今回のセミナーと学長表敬は、既存の大学間連携をさらに深化させるとともに、セラミックス・ガラス分野における国際的な研究交流の裾野を広げる契機となりました。地域発の技術を世界の学術ネットワークへとつなぐ本学の役割を、あらためて示す機会となりました。

