高専図書館情報交流集会-利用者サービスと広報展示をテーマに開催
2026.09.30
8月28日(金曜)、国立高等専門学校機構本部との共催で「令和8年度高等専門学校及び技術科学大学図書館情報交流集会」を東京学芸大学(東京都小金井市)で開催し、全国の国立高専から多数の図書館担当職員が参加しました。本会は高専との連携強化および教育研究支援を目的に、年に一度実施しているもので、24回目の開催となる今年は「高専図書館からの情報発信」をテーマに、現地開催の強みを活かしたプログラムを実施しました。
前半は、東京学芸大学総務部学術情報課の小野令耶氏を講師に迎え、「利用者サービスについて-図書館ガイダンスと展示企画-」と題した講演が行われました。講演の中では、同大における初年次教育での図書館ガイダンスや、利用者向け動画作成のノウハウ、学生・学内各部署と連携したアイデア溢れる企画展示の実例が紹介され、参加者は熱心に耳を傾けていました。
講演後には同大学図書館の館内見学も行われ、講演の中で紹介された「愛みくじ」を参加者が実際に引いて楽しむなど、和やかな雰囲気の中で進められました。
後半は、「図書館展示で高専の魅力発信」をテーマとしたワークショップを実施しました。参加者は東京学芸大学総務部学術情報課・副課長の武田邦宏氏によるミニ講義「ショーケース広報の基本」を踏まえ、入学希望者や保護者をターゲットに、高専の教育成果を活用した展示企画の立案に取り組みました。グループ毎に、展示タイトルや主役となる展示物、参考資料などをホワイトボードにまとめ、高専教育の魅力を効果的に伝えるためのPR案を発表し合いましたが、中にはすぐ実現できそうなアイデアもあり、写真を撮り合う場面も見受けられました。参加者からは「他校の取り組みやアイデアが非常に刺激になった」「少ない人員や予算でも、もう少し工夫の余地はあるのではと、自身の業務を顧みるきっかけになった」といった感想が寄せられ、今後の高専図書館におけるサービス向上や魅力発信、そして担当職員間のネットワーク形成につながる有意義な集会となりました。



