中山忠親准教授がアメリカセラミックス学会フルラス賞を受賞しました。
更新日:2016年11月15日
技術科学イノベーション専攻 中山忠親准教授が、アメリカセラミックス学会フルラス賞を受賞しました。受賞の対象となった業績は「ナノ秒技術とナノテクの共進化によるセラミックスプロセス手法の先導的研究」です。フルラス賞は、米国と日本のセラミック科学・工学分野の技術交流に多大な貢献のあったカリフォルニア大学バークレー校の故フルラス教授の死を悼んで1978年から設けられたもので、毎年5名の日米の学術部門、産業部門の研究者に授与されています。うち、学術部門はセラミックスの科学・工学に関し優れた研究をなし、学術の進歩と産業の発展に多大な貢献をした大学および公的研究機関に属する年齢45歳以下の研究者1名に授けられるものです。
授賞式は、10月24日に米国ユタ州ソルトレイクシティ市で開催されたMaterials Science & Technology 2016国際会議において行われました。
受賞内容の概要
近年のスマートフォンの小型・高性能化に伴い、これら端末からの発熱が問題になっています。また、日常的には気付かないのですが、電気自動車やLEDランプなどにおいても発熱が問題になっています。このような発熱をうまく外に逃がしてあげる必要があります。中山准教授は、ナノ秒パルス電場によって、放熱性の高いセラミックス粒子を熱の流路にそって配列することに成功し、効率よく熱を逃がす技術を開発しました。この技術はサーマルマネージメントと呼ばれており、中山准教授はこの分野への学術進歩性が高く評価されました。
表彰を受ける中山准教授(写真右側)
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平成28年11月
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- OECD教育スキル局スキルスビヨンドスクール課長及び公益財団法人日本国際教育支援協会の井上理事長が本学を視察されました。
- ハラスメント研修会を開催しました。
- 中山忠親准教授がアメリカセラミックス学会フルラス賞を受賞しました。
- 平成28年度 第2回国際連携センター講演会を開催しました。
- 野村収作准教授、須栗一路さんらが生体医工学シンポジウム・ベストリサーチアワードを受賞しました。
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