野生動物管理工学研究室が第4回新潟SDGsアワードにおいて環境部門優秀賞を受賞しました
更新日:2024年1月26日
野生動物管理工学研究室(代表者:物質生物系 山本麻希准教授)が、一般社団法人 地域創生プラットフォームSDGsにいがた主催の第4回新潟SDGsアワードにおいて、環境部門優秀賞を受賞しました。
新潟SDGsアワードは、新潟県内の企業、団体、個人によるSDGs関連の取り組みを促進するために、その取り組みを審査して表彰するものです。また、その審査と表彰を広報することにより、新潟県内の企業、団体、個人のSDGsに対する理解や取り組みの深化を図るとともに、新潟県内の経済、社会、環境のより良い好循環を生むことを目的としています。
経済部門、社会部門、環境部門の3部門それぞれに優秀賞1件、奨励賞1件が選定されるとともに、大賞は部門を問わず、極めて顕著な成果があったと認められる取り組みに贈られます。
<第4回新潟SDGsアワード受賞者(SDGsにいがたホームページ)>
https://sdgs-niigata.net/notice/information/secretariat/7521/
なお、表彰式は2月17日に新潟日報メディアシップで行われます。
【受賞内容の概要】
研究室代表者の山本麻希准教授は、野生動物と人間の共存を目的として、鳥獣の生態や正しい鳥獣被害対策に関する啓発活動、人材育成事業を長年にわたり実施し、野生動物管理工学研究室では過疎高齢化によって減少した労働力を補うため、工学技術を使った鳥獣対策の要素技術の開発を行いました。また、NPO法人やベンチャー企業の設立を通じた県内の野生動物の生態調査、保全活動、鳥獣被害対策に関する普及啓発指導の実施により、1億円以上あったサルの被害額を減少させることに貢献しました。さらに、県内外における鳥獣被害対策指導者養成研修の開催により、多数の行政担当者及び地域リーダーの育成にも貢献しました。
表彰式の様子
表彰状
令和6年1月
- 広報誌VOS228号を発行しました
- 令和6年1月24日(水曜)に新潟県立長岡高等学校サイエンスツアー(長岡高校スーパー サイエンスハイスクール事業)を開催しました
- 米国スタンフォード大学と Elsevier 社による世界トップ2%科学者リストに本学から10名の教員が選出されました
- 野生動物管理工学研究室が第4回新潟SDGsアワードにおいて環境部門優秀賞を受賞しました
- 塩野谷明教授が第25回(令和5年度)日本福祉工学会論文賞を受賞しました
- 長岡技術科学大学で新潟県内3国立大学情報交換会を開催しました
- SDGs推進室等が岡山大学工学部主催の「SDGs Seminar 2023 Winter」に参加し、講演や演示実験を行いました
- 次世代ユネスコ国内委員会委員とSDGsプロモーターによるブレインストーミングを実施しました