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学長提案箱への提案に対する対応(令和6年度)

学長提案箱に投稿があったもののうち、「公表可能」として投稿された提案について、提案内容と対応状況を公表しています。

令和6年度

 

No.1 令和6年4月19日 / 学生

提案内容

今年度の教養科目の抽選について
今年度の抽選科目に関して、不可解な点があるため問い合わせさせていただきます。
自分を始めとした、自分の友人40人ほどが教養科目の抽選に全て落ちてしまっており、確率論的にはあり得ない数字のことが起こっております。
今年度は「SDGs入門」を始めとした特定の教科に人気が集中した背景がありますが、あまりにもB4が当選していないため、不可解に感じております。
SDGsの担当教員の方に抽選状況を確認したところ、130人の定員に対して270人ほどのエントリーがあったため、当選確率としては1/2ほどであるはずですが、B4の知人40人ほどの中で誰1人として当選しておらず、この事象が起こりうる確率は約1/2の40乗となるため、天文学的な数値となります。
またこれはSGDs入門に限った話ではなく、他科目も同様のことが起こっております。
そのため、今回の教養抽選科目が前日に行われた選択必修科目の「ビジネスとマネジメント」などの3科目の抽選方式である3,4年 但し、(注3)は新カリキュラム3年を優先するという方式がそのまま引き継がれて抽選が行われた可能性が非常に高いと感じております。
この仮定が正しいとすれば、各教養科目でB3とB4の比率があからさまにおかしいこととなっているため、学生たちでも独自に教養科目のB3とB4の受講比率を確認したいと考えております。
自分を始めとした学生数人で教務課と抽選担当である先生のところには相談に伺ったのですが、あくまで公平な抽選であると断言されてしまいました。
先輩方や先生方に伺っても例年これだけのB4が当選しないことはないとおっしゃられていたので、明らかに不可解です。
そのため、学生としては4/15に行われた教養抽選科目の抽選システム状況(B3・B4の各科目のエントリー数及びB3・B4の当選数)の調査・開示を求めます。

お手数おかけしますが、自分を始め40人ほどの学生の意見として把握いただけますようよろしくお願いします

対応状況
提案箱への問い合わせを受け、関係部署に指示し、調査を行いました。結果として、抽選方法の設定に不具合があり、いくつかの科目で旧カリキュラム学生の希望者が抽選から漏れるケースや当選確率が低くなるケースがあったことが分かりました。これについては、実質的には同一科目でも、システム上は新カリキュラム学生用の科目と旧カリキュラム学生用の科目として、それぞれが別科目で登録してあるという、本年度特有の複雑な状況が原因でした。とはいえ、大学として万全な対応が準備できておらず、抽選において一部に不具合が生じたことについてはお詫びいたします。

調査の結果を踏まえ、抽選に不具合のあった科目については、旧カリキュラム学生への適切な学習機会の提供を考慮し、大学として当該科目の担当教員にお願いして新カリキュラム学生と旧カリキュラム学生が公平になるように履修定員を追加いただくこと、その追加定員枠に応じて、当初に申請した旧カリキュラム学生の履修希望に対して改めて追加の抽選を行うことを指示しました。追加の抽選の結果、当選した学生には、学務課より連絡がありますので、以後は案内に従って履修の手続きを行うようお願いします。

なお、今後このような不具合が起こらないよう、関係部署には注意しました。