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松川寿也助教が日本都市計画学会2012年年間優秀論文賞を受賞しました。

更新日:2013年6月11日

 環境・建設系 松川寿也助教が、日本都市計画学会2012年年間優秀論文賞を受賞しました。受賞の対象となった論文は「開発許可制度を緩和する区域の縮小に関する一考察」です。この賞は、同学会の学術研究論文(2012年度)として公表された論文で特に秀でたものに贈られます。

受賞内容の概要

 「開発許可制度を緩和する区域」とは、都市計画の法律で開発を抑制するとして厳しく制限された場所であっても、例外的に開発を許容する区域であり、都市郊外の農村地域で全国的に広く活用されています。この区域の指定によって、農村集落の活性化などが期待されますが、一部の都市では、無秩序な市街化を誘発するなどの都市計画上好ましくない状況も生じています。

 こうした問題を背景として、今回受賞した研究論文では、開発許可制度を緩和する区域を縮小した先進的取り組みに着目し、災害発生リスクなどの視点から、この取り組みを評価しました。この研究成果は、環境や安全安心に配慮した都市計画を検討する上での重要な知見となることが期待されています。

他の受賞者

白戸将吾(玉野総合コンサルタント株式会社)
佐藤雄哉(長岡技術科学大学大学院工学研究科学生)
中出文平(長岡技術科学大学 教授)
樋口秀(長岡技術科学大学 准教授)

年間優秀論文賞

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