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第1回GIGAKU Techno Park 国際連携会議を開催しました。

更新日:2015年3月27日

 スーパーグローバル大学創成支援事業の柱である「GIGAKU Techno Parkネットワーク」の早期構築を目的として、第1回GIGAKU Techno Park(GTP)国際連携会議を開催しました。本事業の戦略的地域である世界6か国の大学・研究所・州政府・民間企業から21名が参加、日本側からは企業関係者含め総勢50名強の規模となり、2日間にわたり活発な議論が交わされました。

 冒頭、テクノパーク戦略展開で先行しているメキシコ・グアナファト州におけるGTPについてグアナファトテクノパーク所長から産業の集積状況含めその概要が説明されました。その後、各参加者から所属機関の特徴を中心に説明がありネットワーク構築にあたっての理解を深めました。また、バスク自治州のモンドラゴン大学、世界最大の生協組織といわれるモンドラゴン生協からバスク自治州域内及び産学官連携状況が具体的に説明されました。最先端を走る研究環境に加え、地域企業との双方向の連携による技術者育成制度は本邦の産学官連携事業に大きなインパクトがあるものと思われました。

 GIGAKU Techno Parkネットワーク参画機関が共通の技術開発テーマに挑戦しその成果を広く社会に還元することが非常に重要であること、加えてイノベーションを起こし続ける為、各地域の中小・ベンチャー企業(SMEs)と日本のSMEsとの接点を見出し各テクノパークに誘導する方策をとっていくこと等を共有できたことは大きな収穫となりました。また、その手法については、各地域の事情を優先すること、但し他の地域での成功例をも共有して行くこと等が確認されました。

 初日のディスカッションの最後には、アントニオ・グアナファト州科学技術庁長官から、本学のGTP設置が日墨の技術者・研究者・学生の交流の活発化を促し、地域企業と日系企業との関係強化に、地域産業のイノベーション増進にも大きく貢献するものとの強い期待が表明されました。

 2日目には、ワークショップを開催し、各地域の産業が直面する開発研究テーマが議論されました。
 今後、各地域の特長も生かしながら、地域企業と日本のSMEsとの連携による技術開発を通し実践的グローバル人材育成に向けGIGAKU Tecno Park ネットワークを更に発展させてまいります。


ゲストスピーカー


会場風景



集合写真


2日目のワークショップ

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