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白仁田沙代子准教授が電気化学会女性躍進賞を受賞しました。

更新日:2019年5月8日

物質材料工学専攻の白仁田沙代子准教授*が、公益社団法人電気化学会女性躍進賞を受賞しました。受賞の対象となった業績題目は、「固体高分子形燃料電池用の電極触媒および金属セパレータに関する研究」です。
授賞式は、3月28日に京都大学にて行われました。

(*受賞時の役職:産学融合トップランナー養成センター特任准教授)


受賞内容の概要
レアメタルの省資源化および持続可能なエネルギー社会、つまりは水素エネルギー社会構築への貢献を目指した研究を展開し、これまで固体高分子形燃料電池材料のそれぞれの部材に関する研究を行ってきました。水素エネルギー社会のキーデバイスである燃料電池、中でも比較的低温で動作できる固体高分子形燃料電池は固体高分子膜、電極触媒、ガス拡散層、セパレータ、エンドプレートといった部材から成っています。その中で、省資源化の観点から(1)電極触媒の含有Pt量低減、(2)メタノールを燃料とした直接メタノール形燃料電池の部材削減のための電極触媒の反応選択性評価、(3)レアメタルであるNiフリーステンレス鋼を用いた高耐食性セパレータ材料の開発を行いました。

賞状

授賞式


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