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小松俊哉准教授、姫野修司准教授が日本下水道協会奨励論文賞を受賞しました。

更新日:2020年8月4日

環境社会基盤工学専攻 小松俊哉准教授と姫野修司准教授が、本学の環境社会基盤工学専攻修了生 伊藤圭汰氏、株式会社大原鉄工所 高橋倫広氏と共に、公益社団法人日本下水道協会奨励論文賞(2019年)を受賞しました。受賞の対象となった論文は2019年10月に下水道協会誌に掲載された「都市ごみの機械的処理による発酵適物と下水汚泥の混合嫌気性消化」です。日本下水道協会奨励論文賞は、当該年に下水道協会誌に公表された研究論文の中で優れていると認められた論文の著者全員に授与されます。小松准教授、姫野准教授の日本下水道協会での論文賞受賞は2014年に続き2度目となります。

【受賞内容の概要】
本論文は、地域資源の活用やバイオマスの効率的エネルギー利用に向けて、燃やすごみとして収集された一般家庭系のごみに着目し、下水道施設の消化槽を利用してバイオガス化を行う混合消化システムの適用可能性を検討したもので、収集ごみの前処理条件や下水汚泥に対する混合比の影響などを明らかにしました。大学での研究では例が少ないパイロットスケールのリアクターによる実験を行ったことも特徴で、下水道事業の実施に有用である実用性の高い研究と評価されました。


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