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NICOテクノプラザで開催された「知事と一緒に車座トーク」に、技術科学イノベーション専攻3年北原雪菜さんが参加しました。

更新日:2020年8月21日

7月29日(水曜)NICOテクノプラザで開催された「知事と一緒に車座トーク」に、技術科学イノベーション専攻3年の北原雪菜さんが参加しました。
「知事と一緒に車座トーク」は、地域が抱えている課題等についてテーマを設定し、それに関連する活動を行っている方々と知事が率直に意見交換を行いながら地域の元気づくりを一緒に考えるものです。
今回のテーマは「発酵・醸造のまち越後長岡で語る食品産業の活性化」と題し、ふるさと長岡の食品産業の魅力を発信し、まちづくりの活動を行っている方々から現在の活動やこれからの取組について意見交換を行いました。
このトークには、北原さんのほか花角英世新潟県知事、高見真二長岡市副市長、朝日酒造株式会社の安澤義彦様、岩塚製菓株式会社の槇大介様、新潟県醤油協業組合の佐田直人様、農業生産法人ホープイン中沢の駒野亜由美様が参加されました。

北原さんは長岡の発酵ミーティング(事務局:長岡市政策企画課)の委員でもあることから、今回の参加することになりました。「知事と一緒に車座トーク」は2018年から開始し今回で8回目になりますが、学生の参加は北原さんが初めてとなります。

【車座トークの感想】北原さんより
今取り組んでいる「長岡バイオコミュニティ」について話しました。バイオコミュニティとは生物資源やバイオテクノロジーを活用しながら経済成長を実現するという概念のもとに経済が循環するコミュニティのことです。「長岡バイオコミュニティ」のコンセプトは「生産物をより高付加価値に、廃棄物も生産物へと転換する」です。長岡は第一次産業(コメ栽培)がつよく、基盤的技術産業などのものづくり技術が集積しています。私の研究テーマは微生物の工業利用に関する研究ですが、その内容に近い発酵技術も長岡は十分にあります。これらの連携こそが「長岡バイオコミュティ」の成功に繋がると思っています。他の参加者からも「長岡は食品産業が充実し、農家も多い。機械メーカーがあり、部品も全て揃うのが強み。これらを上手くコーディネートしてもらいたい」と、知事へ意見がありました。知事からは「長岡にはいいものが揃っていて良い街だと感じた。これらのいいものを活かす、もうワンステップあがれば、長岡はもっと輝くのではないか。」とコメントをいただきました。
地元長岡で有名な生産者や加工者に直接対面でき、それぞれの取組や課題、廃棄物に対しての考え方、地域の将来についての考えかたを聞くことができました。今回のトークの中ででていた意見やコメントを踏まえながら、私自身の微生物研究や「長岡バイオコミュニティ」形成に一層取り組んでいきたいと考えています。


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