環境社会基盤系　下村匠教授が、令和5年度 新道路技術会議 優秀技術研究開発賞を受賞しました。本賞は、国土交通省の競争的研究助成制度である「道路政策の質の向上に資する技術研究開発助成制度」を受けて行った研究課題のうち、国土交通省新道路技術会議による事後評価の結果、優秀な課題に対して授与されるものです。

【受賞内容の概要】

コンクリート橋梁に用いられるプレストレストコンクリート構造は高い耐久性が求められています。本研究では内部の鋼材のすべてを耐食性の高いステンレス鋼としたプレストレスコンクリート構造の開発に産学共同で取り組み、無事プロトタイプの開発に成功し、十分な性能を有していることを確認しました。今後、実際の橋梁に適用され、インフラの長寿命化に貢献することが期待されます。