メッセージ

ご挨拶

  •  本学は国連からSDGs目標9のハブ大学に任命されており、イノベーションによる持続可能な社会づくりの学術的リーダーを担っています。また、卓越大学院プログラムの他にもスーパーグローバル大学などのプロジェクトが同時に展開されています。これらの取り組みによって、本学のものづくりに関する世界を牽引する研究力と教育力を高めています。卓越大学院プログラムの修了生は世界の様々な地域においてリーダーとして活躍できる「知のプロフェッショナル」になってもらうことを目的として、本学内の教員はもとより、国内外の企業、大学、政府や行政機関の方と共にプログラムを推進しています。社会がどのように変化していってもそれに対してしなやかに対応できるとともに、どのような環境においても余人をもって代えがたい人材を育成しています。既に、在学生たちは社会からの評価も極めて高く、新入生は彼らに引っ張ってもらうことでより高いレベルを目指してほしいと思っています。

    学長鎌土 重晴 SHIGEHARU KAMADO

 

プログラム連携先からのコメント

  • 長岡版イノベーションの実現に向けさらなる活性化に期待

     卓越大学院プログラムへのご採択誠におめでとうございます。
    長岡市は新たなまちづくりの方向性として、長岡版イノベーションを打ち出しております。このスローガンのもと、歴史と文化を尊びながら、その上に新たな価値を創造していくための取り組みを行っております。その中の一つとして、平成30年6月2日に3大学1高専×企業家がコラボする活動拠点として「NaDeCBASE(ナデックベース)」(https://www.nadec-base.jp/)を整備しました。
     NaDeC BASEの運営においては、貴学の技術科学イノベーション専攻の学生さんをはじめとした皆様のご協力もいただいております。
     今後は卓越大学院プログラムが推進される超実践教育の場としてもNaDeCBASEを活用していただき、長岡版イノベーションの実現に向けてさらなる活性化につながることを期待しています。

    長岡市長磯田 達伸 TATSUNOBU ISODA

  • 成長産業への挑戦、新潟の中小企業との新たな取組に期待

     この度は、世界最高水準の教育・研究力を結集した卓越大学院プログラムに本市もご協力させていただけることを感謝申し上げます。新潟市においては、航空機関連産業支援の取組みとして、NIIGATA SKY PROJECTを推進してまいりました。本プロジェクトでは新潟地域の中小企業による航空機産業参入に対し総合的に支援しています。その中で、優れた技術を有する中小企業の共同受注による航空機部品製造に係る複数工程一貫生産を目指すインキュベーション工場として、戦略的複合共同工場を市内に整備しております。また、この工場に関連して新潟エアロスペースなる新たな会社も設立されました。今後は卓越大学院プログラムに在籍される学生さんにもこの共同工場において実践的な学びを推進していただくことにより、IoT、スマートファクトリーなどの概念を取り込んだ航空機産業拠点としての地位向上につながると確信しています。

    新潟市経済部企業立地課 航空産業立地推進室長宮崎 博人 HIROTO MIYAZAKI

  • 地域のIT産業活性化への期待

     弊社は新潟市内においてシステムインテグレーションを行っております。この度、長岡技術科学大学内に弊社の長岡サテライトオフィスを開設させていただきました。
     卓越大学院プログラムにおいては、情報工学に関する知識を有するものづくり人材の育成を目標とされておられます。弊社においても貴学の中山教授とともに、3Dプリンターを使ったものづくりとセンサーを組み合わせたIoTシステムの構築に関する取り組みを行っております。まさに貴プログラムが目指す方向は弊社と同じ方向であると認識しております。今後、高度な情報工学の運用力とものづくりの研究力を兼ね備えた人材が輩出されれば、新潟地域におけるIT産業の活性化が一段と加速すると期待してます。弊社もそれに対して協力させて頂き、関連企業とともに地域の発展に努めてまいります。

    株式会社アイビーシステム 代表取締役若桑 茂 SHIGERU WAKAKUWA