セレクションポリシー

プログラムの概要

本プログラムは、産業界、海外連携拠点と連携し、SDGsの解決に資する「材料科学」と「電力工学(具体的には制御工学とパワーエレクトロニクス)」をコアとした全ての産業の根幹をなす「ルートテクノロジー」の知のプロフェッショナルを養成することを目的として、博士課程5年間の一貫教育を行います。
本学が開学以来培ってきた実務訓練制度(長期インターンシップ)などの実践教育とグローバル連携教育を発展させた「グローバル超実践教育」の下で、情報システムに精通したタフでイノベーティブな人材に成長できます。「グローバル超実践教育」の狙いは、『自ら学ぶ「アクティブラーニング」を超え、チームをリードし、問題解決を実証する体験を通じて、失敗をしつつもそれを克服する過程を世界中の現場で積むこと』です。
本プログラムでは、例えばヨーロッパの企業の企画部門における企業全体のマネージメントの体験や、中小企業やこれらが集合して構成される「複合共同工場」などにおける工場長補佐の体験を想定しています。皆さんの個性やスキルを活かし、それぞれの現場においてリーダー的な立場での実践を行うこともできます。失敗しても構いません。失敗こそが成功の素です。

本プログラムでは、「持続可能モビリティコース(自動車、電車、航空機産業)」、「スマートファクトリーコース(生産技術、材料プロセス産業)」、「クリーンものづくりコース(環境、エネルギー、省力生産産業)」の3 つのコースを設け、皆さんが選択したコースにおける専門教育に加えて、博士人材として自らの拠り所となる独自の学術領域の「学術領域開拓力」、付け焼刃でなく向上し続けることの出来る「先端IT 能力」、多様な人材ネットワークを生かしながら未踏領域を開拓できる「先駆的人間」、産業界で求められる課題を企画提案(プロデュース)し、解決できる「社会実装実践力」の4 つの能力を身に着けるための実践的科目を履修します。

 

応募資格

次の各号に掲げる事項のいずれにも該当する者。

  • 博士の学位取得まで5年一貫制の教育研究プログラムを希望する者
  • 企業や海外機関での長期インターンシップ等を通じて自身の能力を高めることを希望する者
  • 新産業を創造できるタフでイノベーティブなプロフェッショナルを目指す者、そして、その実践の場として、産業界への就職、又は、会社等の起業を目指す者
  • 学内から応募する場合は本学指導予定教員、学外から応募する場合は現指導教員から推薦が得られる者