活動報告

卓越大学院プログラムGD3年 豊場亮太さん(大塚研)が「3次元多孔質構造体の有限要素解析(FEM)手法の開発と干渉効果の生じる応力場評価」というテーマで海外リサーチインターンシップを行いました

 卓越大学院プログラムGD3年 豊場亮太さん(大塚研、岐阜高専出身)がオーストラリアのカーティン大学において4月中旬から約2ヶ月半、「3次元多孔質構造体の有限要素解析(FEM)手法の開発と干渉効果の生じる応力場評価」というテーマで海外リサーチインターンシップを行いました。施術時に微調整が必要となる生体用インプラントのための高耐久・高延性を実現する最適構造の開発を目指しており、本インターンシップでは、最適化解析に組込み可能な有限要素解析(FEM)手法を開発し、多孔質構造を採用する最適構造の力学特性(干渉効果)を議論しました。
 解析手法等の技術的な内容に加え、博士課程学生に要求される水準や論理構築の方法、キャリア形成について多角的な指導を受けられました。自分自身の未熟さと能力不足を痛感しましたが、この2ヶ月半の経験は、今後の研究活動を加速させる強力な原動力になると確信してます。

最終報告会の写真(左:豊場本人、右:Prof. Ian J. Davies)