活動報告

卓越大学院プログラムGD3年安田匠さんが、「次世代直流送電向け電力変換回路のオンラインメンテナンス手法の検討」というテーマで、海外リサーチインターンシップを行いました

 卓越大学院プログラムGD3年安田匠さんが、九州工業大学 大学院工学研究院において、2021年8月から約3カ月間、「次世代直流送電向け電力変換回路のオンラインメンテナンス手法の検討」というテーマで、海外リサーチインターンシップを行いました(新型コロナウイルスの影響で国内でのインターンシップになります)。 近年、太陽光発電や風力発電といった再生可能エネルギーの発展によって、低コストかつ高効率な長距離直流送電技術が検討されつつあります。本研究では、長距離直流送電において電力の制御を担う電力変換回路のオンラインメンテナンス技術について検討しました。提案する手法では、直流送電を止めることなく、オンラインで電力変換回路の劣化診断を行うことができます。これにより、故障による停電のリスクを大幅に減らすことが可能となります。

数値解析による検証

実験の様⼦