活動報告

卓越大学院プログラムGD4年田中太一さん(南部研)が「触覚振動と音フィードバックによる筋電制御義手の操作性の向上」というテーマで海外リサーチインターンシップを実施しました

 卓越大学院プログラムGD4年田中太一さん(南部研、都城高専出身)が、2023年9月9日~2023年12月19日の約3カ月間、Imperial College London(イギリス)においてEtienne Burdet 教授の元、「触覚振動と音フィードバックによる筋電制御義手の操作性の向上」というテーマで海外リサーチインターンシップを実施しました。このインターンシップでは、高性能ながらユーザにとって扱いにくいと評価されている筋電制御義手の操作性を改善する研究に取り組みました。具体的には、義手の動作速度を振動や音としてユーザにフィードバックすることで、操作性を向上させる方法を研究しました。この経験を通して、ヒトと機械の両方の特性とシステムの要件を満たしながら、理想的に機能するシステムを開発することの難しさを深く理解することができ、非常に貴重な学びとなりました。

Etienne Burdet教授との記念撮影