活動報告

卓越大学院プログラムGD4年大畠慶太さん(伊東研)が、「パワーエレクトロニクス向け高速コントローラの開発」というテーマでプロジェクトリーダー実習を実施しました。

 卓越大学院プログラムGD4年大畠慶太さん(伊東研、茨城高専出身)がヘッドスプリング株式会社(東京都品川区)にて10月3日から12月28日までの約3ヶ月間、プロジェクトリーダー実習を行いました。ヘッドスプリング株式会社は、EV充電器や直流回生電源をはじめとしたパワーエレクトロニクス(パワエレ)製品を手掛ける新興メーカーです。
 今回のインターンシップでは、高速リアルタイム演算が可能なパワエレ製品向けコントローラの設計開発を行いました。一連の業務体験を通じて製品開発の難しさに触れ、実用的な学びを得ました。

左から大畠本人、垣田様

左から杉田CTO、大畠本人、星野社長

ヘッドスプリングが開発した超高速パワエレ向けコントローラ(USPM用コントローラ)

USPM用コントローラ→内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の中で開発された汎用的な超高速コントローラ。最大50MHzの高速サンプリングを生かした精密な制御が可能で、幅広いパワエレ機器に応用できます。
※ USPM: Universal Smart Power Module は主回路、制御回路、ゲートドライバ、ノイズフィルタなどパワエレに必要な部品を1パッケージに統合した電力変換モジュール。USPMを複数台組み合わせることで容易に様々なパワエレ製品を開発することができます。