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圓道知博教授が丹羽高柳賞論文賞を受賞しました

更新日:2024年7月4日


電気電子情報系 圓道知博教授と、電気電子情報工学専攻を修了した山内将暉さんが、一般社団法人映像情報メディア学会 丹羽高柳賞論文賞を受賞しました。受賞の対象となった論文は同学会の英文論文誌The ITE Transactions on Media Technology and Applications (MTA) に掲載された「Light Field Display Using Wavelength Division Multiplexing」です。

【受賞内容の概要】

本論文は立体映像の新しい表示法を提案しています。立体映像を表示する方式は大きく数種類に分けられますが、本提案はライトフィールドディスプレイという方式に分類されます。この方式は画面上の各点から発せられる光を細かな方向に分け、方向ごとに光の強さを制御することで、利用者の目の位置に応じて映像の見え方が適切に変化するようにするものです。本提案では光の波長によって回折角が異なることを利用して、画面から発せられる光の方向を制御することでライトフィールドディスプレイを実現する新しい手法を提案しています。