令和元年度　情報・経営システム工学専攻の実施状況

初日は、情報・経営システム工学専攻長の挨拶及び課程主任による課程専攻の紹介の後、参加した各高専から、高専および学科の紹介、近年の教育・研究における課題、具体的な取り組み事例、高専改革の状況、ならびに情報・経営システム工学専攻への要望等の発表があった。その後、本専攻各研究室における学生の様子・教育・研究紹介として、ヒューマン情報学講座、経営システム講座の各研究室の発表を行った。また、高専連携室の担当教員から「高専-長岡技科大 共同研究助成の案内」を行った。
２日目は、本専攻研究室紹介の続きとして、ソーシャル情報学システムム講座の各研究室の発表を行った。この発表の途中で学長が来られ学長挨拶後、学長を囲んで記念撮影を行った。その後、自由討論を行った。自由討論では、まず、初日に高専の先生方から本専攻のプログラム教育について質問があったため、本専攻の担当教員からプログラム教育について説明を行った。自由討論では、複雑化する時代の中、各高専でも情報、経営の教育の必要性は高く、高専と長岡技大のより一層の連携の重要性が確認、共有された。
今回の集会を通じて、以下の成果が得られた。（1）高専と技大の教員同士が相互理解を深め、協力関係を強化することができた。（2）高専と技大における情報教育の重要性、連携の必要性を再確認できた。（3）進化するIoT時代と超スマートスマート社会構築における高専卒業生の進学先として、経営も勉強できる、情報・経営システム工学課程・専攻が必要不可欠であることが再確認できた。