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令和3年度 電気電子情報工学専攻の実施状況

テーマ~リモート時代の高専-技科大の連携教育研究~
実施期間令和3年8月30日(月曜)9時30分~17時00分(計7.5時間)
実施場所オンラインで実施(ZOOM)
参加者数本学教員42人、高専教員40人、その他7人、計89人
目的高専でのリモート環境を用いた教育・研究ならびに本学との協同教育・研究の現状を把握するとともに、リモート環境を活かした今後の共同研究・教育のさらなる発展について議論する。さらに、本交流集会を通し、高専教員と本学教員との新たな連携関係を構築する。
内容今年度の交流集会は下記の3つの構成とした。
1.基調講演
函館高専小林副校長から、函館水産海洋工学による地方創生についてご講演頂き、漁業を支える第二次産業に工学を社会実装するための函館高専の役割ならびに、それに本学がどのように協力をしているのか、また、人材育成の面でもPBLやSHARE事業など本学とのかかわりについて紹介いただいた。仙台高専矢島教授からはジェネリックスキル調査を利用してリテラシー、コンピテンシー能力をどのように上げていくのかをご講演いただいた。本学からは、リモートでの講義の実態、高専との連携教育プログラムについて講演を行った。
2.パネルディスカッション
リモート時代の高専-技科大における教育研究の実例をテーマとして、高専から2名のコメンテータ、3名のパネラー、本学からは2名のパネラーを選出してパネルディスカッションを行った。パネルディスカッションでは60分ほど時間をとり、コロナ対策、遠隔での教育方法についてご紹介いただいたのち、今後どのように協力し合ってリモートによる講義・学生指導を行っていったら良いかの議論を行った。
3.分科会
電気エネルギーシステム・制御工学コース、電子デバイス・フォトニクス工学コース、情報通信制御システム工学コースに分かれ、研究紹介やリモート環境を利用した高専・技科大の具体的な連携の事例について発表いただいた。
成果と論点
論点:高専・本学それぞれで、リモートでどのように講義・研究を行ってきたのかの紹介がなされたが、それをさらに発展させどのように協同教育・研究に活かしたらよいのかという点に気づかされた。
成果:互いの強みを認識し、リモートの利点を生かして互いに協力できる点を見出すことができた。

お問い合わせ

大学戦略課 国際・高専連携戦略室 高専連携係
〒940-2188 新潟県長岡市上富岡町1603-1
電話:0258-47-9025 FAX:0258-47-9283