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平成29年度 電気電子情報工学専攻の実施状況

テーマ「電気電子情報工学分野の研究・教育における実践的な高専・技大連携の推進」
実施期間平成29年8月20日(日曜)~8月21日(月曜)
実施場所長岡グランドホテル、長岡技術科学大学
参加者数高専教員49人、本学教員47人、その他23人 計119人
目的 本学へ進学する高専学生の数と質の確保、および連携教育の観点を踏まえ、今後の高専・技科大連携を発展深化させるために、教育研究の現状の課題を共有し、実践的で持続的な協力体制を構築すべく議論を進めることを目的とする。
内容

 近年、電気電子情報工学分野における産業構造は大きい転換期を迎えており、本学の研究教育においても、高専との実践的な連携強化は緊急の課題である。特に、高専・技科大連携強化における課題を明確化し、双方で共有し建設的に推進していくことが重要である。さらには、高専本科・専攻科からの学生進学を強化し、本学の教育研究の質の向上を推進する必要がある。教員交流研究集会は、その意味でも最適の機会であり、高専・技科大の連携強化が大いに期待できる。
 この度の交流集会の参加者数は高専技科大を合わせて119名となり、電気電子情報工学専攻としては過去最大の規模となった。2日間にわたり、全体講演会、各コース分科会、専攻科生によるポスターセッション、各研究会、研究室見学、情報交換会等において、活発な議論と意見交換が行われた。基調講演として、群馬高専校長 山崎 誠氏、および、招待講演として香川高専学科長 鹿間 恭一氏を迎え、高専‐技科大連携における実践的な課題について貴重なご意見をいただいた。その後、3コースに分かれて分科会を実施し、専門分野の近い教員間の活発な研究教育の交流が行われた。
 2日目は、研究室レベルの連携活動の構築の機会として研究室見学会を実施し、のべ92名が参加した。特に、高専専攻科1年生にとって、大学院進学後の研究室選択として有効な機会になったものと考えられる。また、7グループの研究会が集会を同時開催し、日頃の研究成果の発表および情報交換を実施した。また、事前に共同研究アンケートも実施しており、高専側から21件の共同研究テーマの提案があった。これらについては、交流集会開催後に担当教員が対応していくこととなった。
 この度の交流集会を通じて、教員レベルでの連携深化および課題への取組みが実効的に進み、今後、さらなる実践的で持続的な高専・技科大連携へ発展するものと期待できる。

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大学戦略課 国際・高専連携戦略室 高専連携係
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