平成30年度　機械創造工学専攻の実施状況

本年度のテーマに関連する話題提供として講演3件，パネルディスカッション，技学セミナー講演2件を行った。
講演は富山高専 井上 誠教授より「高専側からの技大との連携について」と題して，これまでのアドバンスドコースの取り組みが紹介され，研究推進事業の取組の一環として行われている「還元授業」の説明がなされた。呉高専 野村高広准教授からは「長岡技大と呉高専との連携（専攻科生の長期インターンシップなど）」について，プロジェクトデザイン工学専攻におけるインターンシップとして本学の研究室で2ヶ月半の研修を行った事例などが紹介された。長岡高専 竹茂求校長からは長岡高専の近年の活動や高専卒業生の対外的評価データから見た高専研ぎ台の連携の意義・重要性について紹介があった。
パネルディスカッションでは，長岡高専 竹茂 求校長，富山高専 井上 誠教授，呉高専 野村高広准教授，沼津高専 西田友久教授の4氏および本学教員3名の計7名をパネラーとして連携教育体制に関する活発な議論が行われた。
技学セミナーでは長野高専 柳澤憲史准教授による「技科大との連携による滑水シートの応用と評価の推進」，都立産技高専 宮川睦巳准教授による「東京都立産業技術 高等専門学校における材料力学分野の研究への取り組み」についてそれぞれご講演いただいた。